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発ガン物質の解毒を活性化 |
●ブロッコリーに大注目?
ブロッコリーは、シチューやカレー、スープ、茹でてマヨネーズをかけて食べたりとその鮮やかな緑色と甘みのある野菜として、色々な料理の具としてよく食べられていると思います。
ご存知のように、ブロッコリーはとても優秀な野菜の一つで、ビタミン、ミネラル、カロチン、食物繊維など。。健康食材としても人気がありますよね。
その、優秀野菜ブロッコリーに大注目されているわけが、この「がん予防効果」です。
●スルフォラファンとは?
1997年、アメリカの医学研究で、アブラナ科野菜には体内にある発がん物質を解毒する酵素を活性化し、腫瘍の形成を抑る働きを持つ「スルフォラファン」が含まれている事が解明されました。
アブラナ科野菜の中でも、ブロッコリーに最も多く含まれていることがわかり、また、ブロッコリーの品種や発芽して成熟するまでの成長に応じて、スルフォラファンの量が異なる事が明らかとなりました。
アブラナ科野菜には、キャベツやカリフラワー、ワサビ、大根などなど多種にわたりますが、これらに共通しているのは「辛味」です。この辛味は『イソチオシアネート』と言うイオウ化合物なんです。スルフォラファンはイソチオシアネートの一種です。
●スーパースプラウト!
ブロッコリーの新芽は、成熟したブロッコリーよりもスルフォラファンの含有量が多く、また、ある特定の品種では、発芽3日目のスルフォラファンの量は、他の品種よりも約2.5倍、成熟ブロッコリーよりも20倍以上も含まれている事がわかりました。
通常、発芽野菜の事を「スプラウト」と言いますが、そのなかでも特に含有量の多い発芽3日目の新芽は『スーパースプラウト』と呼ばれ、大ブームになりました。
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